批判跳ね返すバイエルン相手の2ゴール スペイン紙「C・ロナウドは未だに王様だ!」

チームを勝利に導く

今季のクリスティアーノ・ロナウドは、バルセロナのリオネル・メッシと同じ世界のトップに君臨するために何とか踏ん張っているといった印象がある。

今季のロナウドには得点数が少ないとの批判が出ており、実際レアル加入以降ではワーストと言える得点ペースだ。現時点でリーグ戦の得点ランキングはメッシ、ルイス・スアレスに次ぐ3位に甘んじており、ロナウドは未だ19得点とやや物足りない。メッシとは8点差がついているため、ここから得点王を獲得するのは困難だろう。

しかし、12日に行われたチャンピオンズリーグ決勝トーナメント準々決勝のバイエルン戦で違いを生んだのはロナウドだ。ロナウドはこの試合でクロスに合わせて2得点を記録。近年のロナウドを象徴する1タッチでのゴールで、チームを勝利に導いた。
スペイン『MARCA』はこの活躍に「ロナウドはまだ王様だ」と取り上げており、ビッグマッチで結果を出したエースを称賛している。さらにこの試合では得点だけでなく、バイエルンDFハビ・マルティネスを退場に追い込んでいる。これでゲームの流れをコントロールできるようになり、この日のレアルはロナウドに助けられる形となった。

今季のロナウドは称賛と批判が入り混じった評価となっており、アップダウンが激しい。年齢的にも徐々に衰えが見えてきても不思議はないが、世界のトップに君臨すべく踏ん張っている。まだ準決勝進出が決まったわけではないが、王様ロナウドはここからチームを優勝へと導けるか。

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