言葉にできないほどの事件 気持ちの整理に苦労した香川「バルトラのために勝利したかった……」

困難な状況の中でも好プレイを披露した香川

日本代表MF香川真司が所属するドルトムントは12日、チャンピオンズリーグの準々決勝1stレグでモナコをホームへ迎え入れた。試合は、爆破事件の翌日開催ということもあり、被害を受けたドルトムントには精神的ダメージも大きく、2−3でモナコに敗れている。

試合後、モナコ戦で2ndレグへつながる大きな2点目を決めた香川が自身の公式ブログを更新。次のように心境を綴った。

まず「日本のみなさん。心配して頂いているかと思いますが、今日の試合を終えることができました。まずは、応援してくださった世界中のサポーターのみなさん、ありがとうございます」と無事試合を終えられたことに安堵した香川。そして「昨日のことは、僕もバスに乗っていましたが、なんと言葉にしたら良いかわかりません」と襲撃事件を振り返った。
ただ、試合については「気持ちの部分で整理するのは難しかったです。僕はピッチの上で良いプレイをすることに集中して臨みました。バルトラの為にもなんとか勝利したかった。ただ、困難な状況においても、サポーター同士の助け合いがあったことを聞き、素晴らしく思います。また次も試合は続きます。切り替えて頑張ります」とコメント。バルトラトとの2ショットやドルトムントとモナコのサポーターがお互いに助け合って観戦する様子を撮った写真付きで綴っている。

2ndレグは19日にモナコのホームで行われる。香川は、ドルトムントを逆転でベスト4進出へ導くことができるのだろうか。

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