球際で負けたチームがどうなるかの典型例? 英メディア「アーセナルのデュエル勝率はわずか21%」

クリスタル・パレス戦では競り負けるシーン目立つ

日本代表監督にヴァイッド・ハリルホジッチが就任して以降、「デュエル」という言葉を耳にする機会が多くなった。1対1、球際の勝負で負けないことが求められており、これは日本人選手が伸ばさなければいけないポイントでもあった。

では、そのデュエルに負けたチームはどうなるのか。それを証明したのが、先日クリスタル・パレスに0-3で敗れたアーセナルだ。クリスタル・パレスが格下であることを考えるとアーセナルは勝ち点3を獲得したいところだったが、ウィルフリード・ザハやクリスティアン・ベンテケを自由にしてしまい3失点。英『Squawka』は、「ヴェンゲルを最も失望させたのはデュエル」と伝えており、アーセナルの選手が球際の攻防で敗れていたことを強調している。

ヴェンゲルは試合後に「ポゼッションはこちらが上。守備時のデュエルではこちらが劣っていた」と振り返っている。同メディアによれば、この試合でアーセナルが記録したデュエルの勝率はわずか21%。ヴェンゲルはベンテケの存在が凄かったと振り返っているが、空中戦も含めアーセナルは競り負けてしまう場面が目立った。これだけ1対1の攻防で負けてしまえば失点が増えるのも仕方がないと言える。
今季のアーセナルはデュエルの勝率が平均で39%となっていたため、クリスタル・パレス戦では平均を大きく下回ってしまった。モチベーションなどの問題もあるかもしれないが、やはり球際で戦えないチームが勝利を掴むのは難しいのだろう。

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