ガリアルディーニがいないだけでインテルは全く別のチーム? 指揮官「本来の姿とは程遠い」

ミラノダービーで本当の力を証明できるか!?

日本代表DF長友佑都が所属するインテルは9日、セリエA第31節でクロトーネとアウェイで対戦した。

試合は、ホームのクロトーネがリズムを掴み、PK弾を含むディエゴ・ファルチネッリの2ゴールで、リードして折り返す。後半に入ると、下位を相手に負けられないインテルが猛反撃を開始し一方的に攻め立て、CKからダニーロ・ダンブロージオのゴールで1点差に。しかし、その後は途中出場のエデルのシュートがゴールポストに直撃するなど、運にも見放されたインテル。同点に追いつくことができずに1−2で18位クロトーネに敗れ、リーグ戦2連敗を喫している。

試合後、インテルの指揮官を務めるステファノ・ピオリ監督が伊『MEDIASET PREMIUM』のインタビューに応じ、次のように語った。
「我々が適切なアプローチを行えていなかったのは明白だ。本来の姿とは程遠く、多くのミスを犯し、スタートで試合を台無しにしてしまった。多くの経験と高いクオリティをもつ選手がいる我々は、立て直そうと試みたが、うまくいかなかった」
さらに、ピオリ監督は次節に行われるミランとのミラノダービーについても触れている。

「我々は、今日のチームが本当の姿ではないことを土曜のダービーで証明しなければならない。正しい方向に進んでいることを証明するだけの力は持っているはずだ。もし、それができなかったら、我々は批判の的になるだろうね」

中盤を支えるロベルト・ガリアルディーニの不在が大きかったのか、前節のサンプドリア戦では彼が負傷により退いた後半に逆転されて黒星。欠場の今節も中盤がうまく機能せず、残留争いを繰り広げているクロトーネを相手にまさかの敗戦を喫している。はたして、ピオリ監督はチームを立て直し、ミラノダービーで勝利をもぎ取ることができるのだろうか。

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