古巣マンUに屈辱の連敗 “サッカーの天才”が7戦連続未勝利で意気消沈「試合開始から良くなかった」

不運な判定で10人に

現地時間9日にプレミアリーグ第32節が行われ、同リーグ最下位に低迷するサンダーランドがマンチェスター・ユナイテッドに0-3で敗れた。

同クラブを率いるデイヴィッド・モイーズ監督はクラブ公式ホームページのコメントで、同試合を総括している。

「試合開始から良くないパフォーマンスを披露してしまった。(セバスティアン・ラーションに一発退場が命じられた)43分の場面については声高に叫びたくない。ただ、今日の試合で我々が何も勝ち取れなかったことを残念に思っている」
試合開始から自陣深くで守りを固め、相手の出方を窺ったサンダーランド。しかし、ボールホルダーへの寄せの甘さが災いしてズラタン・イブラヒモビッチに強烈なミドルシュートをお見舞いされると、43分にはアンデル・エレーラに対してスパイクの裏を見せてスライディングを見舞ったラーションが退場を命じられてしまい、ほぼ勝負あり。9人のフィールドプレイヤーで自陣のスペースを消す術は持ち合わせておらず、後半にはヘンリク・ムヒタリアンやマーカス・ラッシュフォードにスペースを突かれて得点を奪われた。2013-2014シーズンに指揮を執ったマンチェスター・ユナイテッド(以下マンU)に屈辱の連敗を喫してしまったモイーズ監督。マンU在籍時には同シーズンの途中で解任の憂き目に遭っただけでなく、相手サポーターより“サッカーの天才”と揶揄された経験を持つ同監督だが、捲土重来を期待された今季も不振に喘いでいる。元来、堅固な守備を植え付ける手腕には定評がある指揮官なだけに、サンダーランドの降格阻止にむけて最後の抵抗を見せてほしいところだ。

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