ジャガー・浅野、今こそ”自慢のスピード”を活かす時! 指揮官が求めるは「1対1でのスピード」

昇格へ正念場

ブンデスリーガ1部への昇格を目指して戦いを続けているシュツットガルトは、現在正念場を迎えている。シュツットガルトは4月に入ってから2日にディナモ・ドレスデン、6日に1860ミュンヘンと2試合続けて引き分けてしまい、首位の座をハノーファーに譲った。さらに3位ブラウンシュバイクとは勝ち点51で並び、4位にはウニオン・ベルリンが勝ち点差1で迫っている。9日にはカールスルーエと対戦するが、ここで確実に勝ち点3を稼いでおきたいところ。

ただし、今のシュツットガルトは攻撃で重要な役割を担っていたFWカルロス・マネを欠いている。スポルティング・リスボンからレンタル移籍しているマネは膝の軟骨除去手術を受けるために離脱してお り、右サイドからチャンスを演出し続けていた心強い存在がいない。

その代役となっているのが日本代表FW浅野拓磨だ。浅野は今冬にジュリアン・グリーンやヨシプ・ブレカロが加入したこともあってウイングの位置で起用される機会が減っていたが、前節の1860ミュンヘン戦ではマネに代わって右サイドに入っている。独『ZVW』は9日のカールスルーエ戦でも浅野が右サイドに入ると予想しており、日本代表FWにはチームを勝利に導く特別なパフォーマンスが求められている。
指揮官を務めるハネス・ヴォルフは、「1対1の状況で決断力、スピードが欲しい」とコメントしており、スピードは浅野の最大の武器でもある。今季も浅野とマネの両サイドのスピードにスポットが当た っていたが、浅野は自慢のスピードでマネの穴を埋めることができるか。

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