たった数試合で香川真司の評価が激変! ”異次元のプレイ”に「4月のベストプレイヤーになるとは」

ゴールにアシストと大暴れ

好調時の香川真司がチームに何をもたらすことができるのか。シャルケとのルール・ダービー、ハンブルガーSV戦でそれを再認識したドルトムントサポーターも多いのではないだろうか。

香川は今季ベンチから試合を眺めることも多かったが、3月の後半あたりから徐々に調子を上げ、日本代表でも好パフォーマンスを披露。勢いはその後も止まらず、シャルケ戦では1アシスト、ハンブルガーSV戦では1G1Aを記録。チームを勝利に導く最高のプレイを見せている。米『FOX Sport』も香川を取り上げており、「テクニックに疑問はない」と改めて評価。ドルトムントの前線にさらなる争いを生んだとも伝えており、他の選手もアピールしなければこのままポジションを奪われることになるだろう。

香川はドルトムント、日本代表、マンチェスター・ユナイテッドでもそうだったように、チームスタイルの影響を受けやすい選手でもある。今季も指揮官トーマス・トゥヘルのスタイルに合っていないと言われてきたが、今では香川を中心に攻撃が動いているようにさえ感じられる。同メディアも「4月のベストプレイヤーが香川になると予想した人は少なかったはず」と伝えており、前半戦を見た限りでは香川の大爆発は予想しづらいものだった。
今では契約を延長すべきとの意見も出ており、3月後半から4月にかけての活躍で日本の10番を背負う男の評価は一変している。日本代表でもスタメンから外れた時期もあったが、3月の2試合で改めてエースとして結果を出している。タイ代表戦で決めた得点を含め好調時の香川が特別な存在であることを痛感させられる2試合だったとも言える。

あとはこれを継続できるかどうかが問題で、チャンピオンズリーグなど重要な試合も控えている。香川もまだポジションを確保したと安心することはできないが、このまま4月のベストプレイヤーとして突っ走れるか。

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