あの長谷部の”ダブルミス”も…… 独紙も注目するフランクフルトのPK失敗の多さ

キッカーが定まらず

今季ニコ・コバチの下で印象的なサッカーを披露しているフランクフルトは、少々PKのミスが目立つ。開幕当初はFWアレクサンダー・マイヤーが担当していたが、マイヤーは開幕戦のシャルケ戦から失敗。さらにヴォルフスブルク戦でも失敗し、シーズン途中には長谷部誠がキッカーになった。ところがその長谷部もインゴルシュタット戦で相手GKにコースを読まれ、跳ね返ったところをもう一度蹴ったボールはバーを叩いて外れてしまった。

そして先日のボルシアMG戦ではマルコ・ファビアンがPKを失敗。独『Kicker』もフランクフルトにはPKが決まらないジレンマがあると伝えており、少々ミスが目立つ。ボルシアMG戦もスコアレスドローで終えているため、あのPKが決まっていれば勝ち点3を獲得できた可能性は高い。長谷部が失敗したインゴルシュタット戦も、決まっていれば同点に追いつくことができた。結果論ではあるが、PK失敗が与えるショックは大きい。キッカーが定まらないのは大きな問題と言えるだろう。

特にフランクフルトは攻撃力で相手を圧倒できるタイプのチームではないため、少ないチャンスを確実に活かしていく必要がある。PKという最大のチャンスは確実に決めたいところで、ニコ・コバチもこれ以上の失敗は勘弁してほしいといった心境だろう。

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