無敗なのに首位との勝ち点がどんどん開いていく…… 19戦無敗のうち引き分けが9もあるマンU

今節もWBA相手に引き分け

今季のマンチェスター・ユナイテッドは、ジョゼ・モウリーニョが率いるチームらしく負けない集団になってきている。序盤戦こそチェルシーに大敗を喫するなど苦しい戦いもあったが、徐々にチームを安定させたモウリーニョの手腕はさすがだ。しかし、なぜか勝ち切れない試合が目立つ。

マンUは1日にWBAとスコアレスドローに終わり、これでリーグ戦の無敗記録は19に伸びた。負けないチームになってきたのは評価できるが、格下相手に引き分けで試合を終えてしまうケースが非常に多いのだ。英『sky SPORTS』もこの問題点を指摘しているが、現在首位を走るチェルシーと比較すればマンUとの差が見えてくる。

マンUは昨年の10月29日に行われた第10節のバーンリー戦からリーグ戦では19試合負けがないが、引き分けが9試合もある。つまりこの19試合で獲得した勝ち点は39だ。一方のチェルシーは同時期の19試合で15勝2分2敗の成績を残しており、47の勝ち点を稼いでいる。いくら無敗でも、勝ち点差が8もついてしまうのは痛い。
今季のマンUは今回のWBA戦も含め、ホームでバーンリー、ウェストハム、ハル・シティと格下相手と引き分けてしまっている。ホームでの格下相手のゲームでは確実に勝ち点を稼いでおきたいところで、来季はここを修正する必要がある。攻撃陣はプレミアリーグでも1、2を争うほど豪華なのだが、モウリーニョはこれをどう改善していくのか。ここが解決されない限りリーグ制覇はあり得ないだろう。

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