バルセロナの中盤はレベルが落ちた カペッロ氏「攻撃陣は凄いが、シャビがいない」

UCL準々決勝ではユヴェントスと対戦

現在のバルセロナの主役といえば、やはりMSNの3人だ。彼らの破壊力は世界屈指で、好調時は手がつけられなくなる。チャンピオンズリーグ準々決勝ではユヴェントスと対戦するが、堅守を誇るユヴェントスでもあの3人には手を焼くことだろう。しかし、そんな破壊力抜群のバルセロナにも欠点はある。

そう語ったのは、かつてユヴェントスやレアル・マドリードで指揮を執ったファビオ・カペッロ氏だ。伊『Corriere dello Sport』によると、カペッロ氏はバルセロナがこれまで自慢としていた中盤に問題があるとコメントしており、前線に比べると中盤のレベルは落ちていると言えそうだ。

「両チームの180分の戦いは拮抗したものになると思う。どちらが勝つかと問われれば、五分五分と答えるね。エンリケのチームは中盤に問題がある。攻撃は信じられないが、シャビがいない。代役がいたことはない。それにイニエスタも怪我で苦しんでいる。一方のレアル・マドリードはとても良い補強をした。バルセロナは思うような補強をしていないね」
今のバルセロナはゲームを圧倒的に支配するチームではなくなっており、パスも縦へ急ぐものが多い。それでも十分に強いのだが、シャビが全てをコントロールしていた時代のバルセロナの方が好きと答えるサポーターも多いだろう。ゲームメイクの部分で少しばかりの問題を抱えるバルセロナは試合巧者ユヴェントスとどんな戦いを演じるのか。2年前の決勝ではバルセロナがゲームを支配していたが、今回は中盤での攻防が重要なポイントとなりそうだ。

記事一覧(新着順)

電子マガジン「ザ・ワールド」No.291 究極・三つ巴戦線

雑誌の詳細を見る

注目キーワード

CATEGORY:海外サッカー

注目タグ一覧

人気記事ランキング

LIFESTYLE

INFORMATION

記事アーカイブ