ドイツのドルトムントが30日、ボルシアMGからU-21同国代表MFマフムド・ダフードを獲得したことを発表した。移籍金はおよそ12億円とされ、チームへの合流は今夏になる予定だ。
2010年よりボルシアMGのユースチームに所属していたシリア系ドイツ人のダフードに対しては、フランスのパリ・サンジェルマンやイングランドのリヴァプールといった名門が関心を示していたものの、21歳の有望株はドルトムントを選択した。同クラブでSDを務めるミヒャエル・ツォルク氏は攻守に絶大な貢献をもたらすダフードについて次のように称賛している。
「彼は素晴らしい才能に恵まれており、ドルトムントの中盤エリアにとてもマッチするだろう。もうすでにトップレベルの力があることを証明しつつあるしね」
今季のブンデスリーガで19試合に出場し、ゴールも挙げているダフード。来季のシグナル・イドゥナ・パークを席巻するのは彼かもしれない。