今夏の移籍市場で最も注目されている若手アタッカーの一人、トリノに所属するイタリア代表FWアンドレア・ベロッティは、来季もチームに残ることとなりそうだ。
セリエA第29節を終えた時点で22ゴールを挙げ、得点ランキングのトップとなっている現在23歳ベロッティ。移籍に際して発生する違約金が1億ユーロ(約120億円)に設定されているにもかかわらず、国外の多くのビッグクラブが関心を寄せていた。
ただ、ベロッティは国際試合オランダ戦へ向けて出発する際の空港で伊『TUTTOSPORT』のインタビューに応じ、「トリノに留まりたい。いや、実際に僕はチームに残るよ」と残留宣言を行ったとのこと。伊『SPORT MEDIASET』など複数メディアが報じており、同メディアは「すでに頭角を現している1993年生まれのタレントだが、移籍金の数字が大きすぎる。ただ、欧州のビッグクラブにとって決して不可能な数字ではなかった。でも、ベロッティにとってイタリア代表とトリノが全てなんだ」と大きく取り上げている。