現地時間18日に行われたブンデスリーガ第25節で、ヘルタ・ベルリンに勝利したケルン。同クラブ所属の大迫勇也は同試合で豪快なロングシュートを放って先制点を挙げるなど、大車輪の活躍を見せている。
同クラブを率いるペーター・シュテーガー監督はクラブ公式ホームページのコメントで、同選手の献身的なプレイぶりを称えた。
「彼はいつも好きなポジションでプレイしているわけではないが、常にチームのために全力を尽くしてくれるんだ。監督してその点はきちんと評価したい。彼は様々な資質を兼ね備えている選手だよ。我々は彼をサポートし続けるべきなのだろう」
今季はチーム内に負傷者が続出したこともあり、ボランチやサイドハーフでプレイする機会が多かった大迫。しかし、どのポジションにおいても持ち前のユーティリティ性を発揮したほか、自陣深くまで戻ることも厭わない献身的な守備でチームの躍進に貢献し、指揮官から絶大な信頼を得るに至った。直近の公式戦では本職のFWでの起用が増え、着実に得点数やアシスト数を伸ばしている同選手だが、今後もケルンで成長し続けることができるだろうか。日本代表でのプレイぶりも含め、同選手の動向に注目だ。