今季のリーガ・エスパニョーラ第28節終了時点で14得点を記録しているアントワーヌ・グリーズマン。味方からのパスを引き出す巧みな動き出しでゴールを量産し、アトレティコ・マドリードの攻撃を牽引している。
複数のメディアでマンチェスター・ユナイテッドへの移籍の噂が報じられている同選手だが、自身の去就について現時点の心境を口にした。スペイン紙『MARCA』が伝えている。
「今のところ移籍は考えていない。確かにバルセロナやレアル・マドリード、そしてバイエルン・ミュンヘンのようなビッグクラブでプレイすることは、全ての選手にとって夢のような出来事さ。ただ、今はアトレティコでの生活に満足している。パリ・サンジェルマン、中国、アメリカ、ロシアといった所に僕の未来は存在しないよ」
また、同選手はアトレティコ・マドリードを率いるディエゴ・シメオネ監督との関係について言及した。
「僕と彼の関係が切り離せないものかと聞かれたら、そうではないよ。ただ、今シーズンが始まる前に僕が彼に電話をかけて、彼がアトレティコに残ると言ったから(僕も)残留を決意したのは事実さ」
同リーグ第28節セビージャ戦では強烈なフリーキックを突き刺し、チームの勝利に貢献した同選手。今後も抜群の決定力を発揮し、同クラブにタイトルをもたらすことができるだろうか。