今月3日に発表されたロシアワールドカップ南米予選に臨むブラジル代表メンバーの中には、チェルシーで大活躍しているDFダビド・ルイスの名前がなかった。ブラジル代表にはチアゴ・シウバやマルキーニョス、ジョアン・ミランダら優秀なDFが揃っているものの、ダビド・ルイスの今季のパフォーマンスを考えれば代表に入っても不思議はない。
代表監督を務めるチッチことアデノール・レオナルド・バッチが招集外としたことには驚きの声も挙がっていたが、これにはダビド・ルイスも少しばかり失望したようだ。英『Evening Standard』によると、ダビド・ルイスはチッチの選出を尊重すると語っているものの、残念な思いを口にしている。
「ブラジル代表に選ばれなかったのには失望したよ。だけど、決定は尊重する。代表に戻るためにベストを出すようトライするよ。なぜ選ばれなかったか言われたか?言われてないよ」
これまでダビド・ルイスは軽い守備が目立つと批判も受けていたが、アントニオ・コンテの下で大きく成長。今ではプレミアリーグで最も安定感あるセンターバックに変貌を遂げている。英『METRO』のおこなったアンケートでも93%もの人がダビド・ルイスはブラジル代表にふさわしいと答えているが、ダビド・ルイスは来年のワールドカップまでに代表へ戻れるか。