選手がアーセン・ヴェンゲル監督の続投を望んでいない。少なくとも元イングランド代表のアラン・シアラー氏はそのように考えているようだ。
チャンピオンズリーグのバイエルン・ミュンヘン戦における大敗や、プレミアリーグでの低迷といった多くの負の要素がヴェンゲル監督の続投を遠ざけているアーセナルだが、ニューカッスルで長年にわたり活躍したレジェンドは、そもそも選手たち自身もフランス人指揮官による治世の終焉を希望していると話した。英『BBC』がシアラー氏のコメントを伝えている。
「アーセナルでプレイする選手たちはこれまでヴェンゲルの進退に関するコメントをしてこなかったが、ウェスト・ブロムウィッチ戦を含むここ数試合のパフォーマンスがすべてを物語っていると言えるね。彼らによるあのサッカーを見れば、選手たちがヴェンゲルの続投を希望しているとは思えないよ」
さらに同氏は、いよいよヴェンゲルが“決断”を下したのではないかと推測した。
「(試合後のコメントを見る限り)ヴェンゲルはとうとうアーセナルを去ると決意したように感じることができる。彼の姿は以前と比べ完全に弱々しくなってしまったね」