いよいよ決断の時は近づいている。イングランドのアーセナルを率いるアーセン・ヴェンゲル監督が、1-3で敗れた18日のウェスト・ブロムウィッチアルビオン戦を振り返ると共に、自身の去就についても言及した。
敵地ホーソーンズへ乗り込んだアーセナルは、12分にクレイグ・ドーソンの先制弾を浴びると、3分後にはアレクシス・サンチェスが1点を返すも、後半にはさらに2点を追加され、最終的に1-3と惨敗を喫している。試合後、今季終了後の去就に注目が集まるヴェンゲル監督は次のように語った。英『sky SPORTS』が伝えている。
「私の将来に関することはすでに承知している。近いうちに発表することになるはずだ。しかし私が今心配しているのはそのような個人的なことではない。チームは今、この20年間で最も危機的な状況にあり、敗戦が続いている。私が今季終了後にどうするかよりも、そっちの方が大きな問題だよ」
さらに同監督はチームの不調が怪我人の多さにも繋がっていることも示唆した。
「ふくらはぎの負傷でチェフを失い、サンチェスも怪我をしてしまった。彼の足首は状態が悪そうだったよ。チームが波に乗れない時はこのようなことが起きてしまうんだ」