17日に行われたチャンピオンズリーグ準々決勝の組み合わせ抽選会で、昨季王者レアル・マドリードはバイエルンと対戦することが決まった。どちらも優勝候補の一角と言われているクラブで、潰し合いとなる。2013-14シーズンの準決勝で対戦した際にはレアルが2戦合計5-0で勝利しているが、そのようなワンサイドゲームになることは考えにくい。どちらにとっても厳しいゲームになるだろう。
スペイン『as』によると、この抽選結果をレアル幹部のエミリオ・ブトラゲーニョ氏も嘆いている。同氏はバイエルンが最も当たりたくないチームの1つだったと語り、もう少し先のラウンドで対戦したかったようだ。
「バイエルンは我々の抽選で最悪のチームの1つだ。それはバイエルンにとっても同じだけどね。我々は互いのことをよく知っている。難しいものになることは分かっている。もう少し先のラウンドでぶつかりたかったが、これは特別なゲームだ」
また、現在バイエルンを率いているのはレアルを指揮した経験を持つカルロ・アンチェロッティだ。アンチェロッティはレアルを率いて2013-14シーズンにチャンピオンズリーグを制しており、当時アシスタントコーチを務めていた現指揮官ジネディーヌ・ジダンのこともよく理解している。レアルにとってはかなり嫌な相手となるはずだが、ベスト4へ進むのはどちらだ。