30歳でプレミア挑戦選んだシュバインシュタイガーにバラック氏 「彼はピークを過ぎてた」

ラームとは異なる道に

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マンU行き選んだシュバインシュタイガー photo/Getty Images

今季限りで現役引退を表明しているバイエルンDFフィリップ・ラームは、ユース時代からバイエルンでプレイしてきた選手だ。今季終了時にはクラブのレジェンドとして全てのサポーターから温かく見送られることだろう。

その一方で、30歳を迎えてから新たなチャレンジに挑んだのがMFバスティアン・シュバインシュタイガーだ。同選手もラームと同じくバイエルンのユースで育った選手で、2015年まではバイエルン一筋でプレイしてきた。2人は年齢も1つしか変わらないが、シュバインシュタイガーは新たなチャレンジとしてマンチェスター・ユナイテッドに移籍。しかしマンUでは指揮官ジョゼ・モウリーニョから全幅の信頼を寄せられているとは言えず、出場機会の少ない苦しい日々を過ごしている。

この状況に元ドイツ代表MFのミヒャエル・バラック氏は、特別驚いていないとコメントしている。英『FourFourTwo』によると、同氏はシュバインシュタイガーの移籍がリスクのある判断だったと感じており、出場機会を失っても不思議はないと考えていたことを明かしている。
「移籍するとなった時、彼はすでに全盛期を過ぎていた。同様に負傷も影響している。私はこのような事態に驚いていないよ。プレミアリーグはフィジカル的な側面で違ったタイプのリーグなんだ」

同氏は状況が好転することを望んでいるようだが、シュバインシュタイガーがスタメンの座を掴むのは簡単ではない。シュバインシュタイガーもバイエルンに残っていればラームと同じような扱いだったかもしれないが、ワールドカップも制したドイツのベテランMFはこれからどのようなキャリアを歩むのだろうか。

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