昨夏リヴァプールからフランスのニースに移籍したFWマリオ・バロテッリは、リーグ・アンの実力を甘く見ていたところがあったようだ。バロテッリはすでにリーグ戦で10得点と結果を出しており、これまでプレイしてきたセリエAやプレミアリーグに比べるとやりやすい部分もあるだろう。しかし仏『RMC』によると、バロテッリはリーグ・アンが想像以上のリーグだったとコメント。そのレベルの高さに驚いたようだ。
「簡単なリーグではないが、プレミアリーグと比較することはできない。あそこは常に世界最高のリーグだ。ただ、オレはもっとリーグ・アンが簡単なものだろうと思っていた。だけどフィジカル、戦術面で優れている。セリエAはリーグ・アンよりも組織力とレフェリングの面では上かな」
「このチームは若い。オレも若いが、他はもっと若い。ジャン・ミシェル・セリ、リカルド・ペレイラ、ウィラン・シプリアン、それにアラサン・プリーの4人は印象的だな。彼らには巨大なポテンシャルがあると思うし、ビッグな選手になるだろう。彼らはもう1年ほど残ると思う。チームは長い間リーグ戦で首位だった。オレたちが何をできるか示したんだ。驚いてはいない。オレたちは強い」
プリーはバロテッリより多いリーグ戦11得点を記録しており、前半戦のサプライズの立役者でもある。今でも首位モナコと勝ち点差5の3位につけており、さらなるサプライズが起こっても不思議はない。バロテッリが名前を挙げた4選手を見ても、リーグ・アンは決してレベルの落ちるコンペティションとは言えないはずだ。