彼はもはやアンタッチャブルな存在だ。12日、ベルギーのヘントでプレイする日本代表FW久保裕也が、圧巻の“6人抜き”ドリブルから華麗なる追加点をもたらしている。
最終節となるリーグ30節、プレーオフ1への進出をかけた大一番でメフレンと対戦したヘントは、32分にペルベのゴールで先制すると、45分に凄まじいゴールが生まれた。センターエリア付近でボールを受けた久保は巧みなステップを刻むと、自身を囲む幾人もの選手を手玉に取り、最後は落ち着いて右足のシュートで流し込んだ。もちろんヘントサポーターは今冬に突如として現れたスイスからの刺客に驚かされていることだろう。
久保によるこのスーパーゴールにはベルギー『VOETBALKRANT』も「今季ベストゴール」と綴り、チームメイトのコメントを引用しながら称賛している。
「久保裕也がメフレンの半数をかわして信じられないゴールを決めた。同僚もこのシーンには大きな衝撃を受けたようで、デヤーゲレは試合後、『あれはまるでゲームのようだったね。スティックを倒して走り続けるだけじゃなく、一度戻ったりして敵を翻弄すれば最高のドリブルが出来るのさ』と冗談半分で讃えている」
さらにヘント公式サイトもまるでリオネル・メッシのようなドリブルシュートについて「久保が6人のDFを置き去りにしてワールドクラスのゴールを決めた!」と興奮気味に紹介している。ヘント史上最高金額の男は今、キャリア絶頂の日々を楽しんでいるようだ。
参照元:youtube