2007年にセルティックに加入し、今でも同クラブでプレイを続けているMFスコット・ブラウンが自身の思うベストイレブンを紹介した。今回のベストイレブンはセルティック、あるいはスコットランド代表で共に戦った選手を中心に構成されているが、そこには元日本代表MF中村俊輔の名前もある。
英『sky SPORTS』によると、ブラウンが選んだシステムはオーソドックスな[4-4-2]。GKには現在もセルティックでプレイするクレイグ・ゴードン、最終ラインは右からスティーヴン・ウィテカー、フィルジル・ファン・ダイク、ミカエル・ルスティ、キーラン・ティアニーの4名だ。
中盤にはボランチに現在トッテナムで活躍するヴィクター・ワニャマ、ケビン・トムソンの2人。そしてサイドハーフには右にジェームズ・フォレスト、左に中村俊輔が選ばれている。ブラウンはかつてのチームメイトだった中村について「彼は僕がチームに加入した時特別な存在だったよ。何時間もフリーキックを蹴っていたものだ。彼はファンタスティックだった。ナカは常にストレッチを続けていたし、引き締まっていた。究極のプロフェッショナルだよ」と称えている。
そして2トップはスティーブン・フレッチャーとロビー・キーンを選んでいる。中村はセルティックにタイトルをもたらした存在でもあり、ブラウンにとっても特別だ。ブラウンはセルティックでプレイして10年になるが、その中から選ばれたベストイレブンに入っているあたりに中村の凄さが表れていると言えるだろう。