7シーズン連続のベスト16敗退など気にならない? バイエルン戦で生まれたアーセナル最悪の記録とは

歴史に残る大敗

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バイエルンに完敗したアーセナル photo/Getty Images

7日にチャンピオンズリーグ決勝トーナメント1回戦2ndレグでバイエルンに1-5で敗れたアーセナルは、2戦合計2-10の大敗でベスト16敗退が決まった。これでアーセナルは7シーズン続けてベスト16で姿を消すことになったわけだが、今回のバイエルン戦ではそんなことが気にならないほど最悪な記録が複数生まれている。

英『Daily Mail』が紹介したところによると、2戦合計10-2というスコアは大会形式が変更された1992年以降では2番目に点差のついたものだ。No.1の記録を持っているのもバイエルンで、2008-09シーズンにバイエルンがスポルティング・リスボンを2戦合計12-2で破壊している。それに次ぐのが今回のアーセナルとバイエルン、そして2011-12シーズンのバルセロナとレヴァークーゼン(10-2)だ。アーセナルはスポルティング・リスボンやレヴァークーゼンと並んで不名誉な記録を作ることになってしまった。

さらにアーセナルがホームで1-5のスコアで敗れたのは、1998年に次ぐ酷い記録だ。アーセナルはリーグカップでチェルシーに0-5というスコアで敗れており、今回はそれに次ぐスコアで敗れてしまった。また3試合を合計する意味はないが、アーセナルは昨季グループステージのバイエルン戦も合わせると直近3試合のスコアが3-15になる。3試合とも同じ1-5で敗れており、まさに中堅クラブVSビッグクラブのような点差になってしまっている。
今回のバイエルン戦後にはサポーターが指揮官アーセン・ヴェンゲルの退任を求める声を挙げていたが、この成績では批判が起きるのも当然だ。ヴェンゲルが率いたアーセナル史上最悪の敗北とも言えるはずで、ヴェンゲル退任は避けられないことかもしれない。

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