UEFAチャンピオンズリーグ・ラウンド16の2ndレグが8日に行われ、バルセロナはパリ・サンジェルマンと対戦した。1stレグを0-4で落とし、この試合では大量得点が必要だったが、ラストの7分間に3得点を挙げ結局6-1で勝利。2戦合計スコアを6-5とし、UCLの歴史に残る奇跡の大逆転劇を演じた。
エディンソン・カバーニにアウェイゴールを奪われ、意気消沈しかけていたチームに再び火を付けたのはブラジル代表FWネイマールだった。88分には芸術的なFKから得点を奪うと、アディショナルタイムにはPKから2点目。最後にはセルジ・ロベルトの決勝ゴールをお膳立てするアシストを供給した。特にスペイン紙『as』は、奇跡の7分間のキーポイントとなった直接FKを称賛した。
同メディアの電子版はネイマールのFKを動画で紹介し、「バルセロナ博物館行きのFK、ネイマールは“パーフェクト”の域に到達した」、「カバーニに点を許し3-1となり、不可能だと思われた逆転劇だったが、ネイマールの芸術的FKから希望が湧いた。奇跡の逆転劇を主導した。忘れられないゴール」と称えた。奇跡の7分間を演出したネイマールの勇姿が、バルセロナファンに記憶に残る一戦となった。