次なる新天地はまたしてもイングランドのクラブチームとなりそうだ。元レスター指揮官クラウディオ・ラニエリの代理人が、老将の去就について言及している。
昨季にクラブ史上初となるプレミアリーグ優勝を成し遂げながら、今季のスランプにより解任の憂き目にあったラニエリ。これまでにイタリアやスペイン、さらにはフランスリーグでも指揮を執った経験を持つ同監督だが、引き続きイングランドでの仕事を望んでいるという。英『Leicester Mercury』はそのように指摘した。さらにラニエリのエージェント、スティーブ・カットナー氏もすでに同監督の希望をメディアに向けて次のように明かしていた。
「クラウディオに対してはこれまでに母国のイタリアや中国から誘いがあった。でも、彼が最も望んでいるのはプレミアリーグのクラブを指揮することなんだ。おそらくそのチャンスさえあれば、彼はすぐにでも飛びつくと思うよ」
ジェイミー・バーディやリヤド・マフレズ、そして岡崎慎司など、決してワールドクラスとはいえない選手たちを纏め上げ、素晴らしい偉業を達成していたラニエリ。その優れた手腕を巡り、多くのクラブが競争を展開することになりそうだ。