現地時間7日にUEFAチャンピオンズリーグ決勝トーナメント1回戦セカンドレグが行われ、バイエルン・ミュンヘンが敵地でアーセナルに5-1で勝利した。同試合の結果を受け、2戦合計スコア10-2で同クラブのベスト8進出が決定している。
同試合の開始直後に、バイエルンのサポーターからトイレットペーパーがピッチ上に投げ込まれるという珍事が発生。同クラブのサポーター席では「ファンがいなければ、フットボールは一銭の価値もない」と書かれた垂れ幕が掲げられており、アーセナル戦の高額なチケット代に抗議する者による行動であると、英『BBC SPORT』が伝えている。なお、UEFA(欧州サッカー連盟)の規約に則り、同クラブに懲戒処分が言い渡される可能性があると、同メディアが報じている。
ファンの存在がプロスポーツにおいて重要であることは自明の理だが、ピッチ上で繰り広げられている熱戦に水を差す行為は、厳に慎んでもらいたいものだ。