レヴァークーゼンがシュミット監督の解任を発表 今季ブンデス10位という低調ぶりが引き金に

高度なプレッシングサッカーを植え付けたが……

高度なプレッシングサッカーを植え付けたが……

2014-2015シーズンより指揮を執っていたシュミット監督 photo/Getty Images

レヴァークーゼンは5日、ロジャー・シュミット監督の解任を発表した。

2014年より同クラブの指揮を執るシュミット監督は就任初年度のブンデスリーガで4位、昨季は3位という好成績を収めた。しかし、今季は同リーグ第23節終了時点で10位と低迷。また、UEFAチャンピオンズリーグ決勝トーナメント1回戦ファーストレグでアトレティコ・マドリードに敗れて同大会敗退の危機に瀕するなど、大不振に喘いでいる。同クラブのスポーツディレクターであるルディ・フェラー氏は解任の理由について、「彼は最高の監督であると確信しているが、クラブの目標を達成するために、どうしても行動を起こさなければならなかった」と説明した。英『BBC SPORT』が伝えている。

洗練されたプレッシングサッカーでドイツ国内や欧州の舞台で一世を風靡したシュミット監督。しかし、前線からのプレスをかわされた際の策に乏しかったことが災いし、今季は失点が増大。自身の戦術をアップグレードできぬまま、同クラブを去ることになった。志半ばで同クラブでのキャリアを終えてしまった同監督だが、捲土重来の機会はおとずれるのだろうか。

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