ついに日本にも”世界で戦える”センターバックが! 急成長の吉田に米メディアも「名声を得た」と高評価

サウサンプトンの要に

サウサンプトンの要に

高い評価受ける吉田 photo/Getty Images

昨季までは凡ミスが多い、集中力が切れる時間帯があるなど批判を受けることの方が多かったサウサンプトン所属の日本代表DF吉田麻也は、今やチームで最も信頼できるセンターバックの1人として非常に高い評価を受けている。

今季はヨーロッパリーグなど複数のコンペティションがあったため、序盤戦から吉田にもチャンスはあった。そこで今冬にウェストハムへ移籍したジョゼ・フォンテよりも良いとの評価を受け、出場機会が増加。現在は最終ラインの要でもあるフィルジル・ファン・ダイクが負傷離脱しているが、それを忘れさせる存在として吉田には大きな期待がかかっている。

米『ESPN』も吉田には高い評価をつけている。サウサンプトンは4日のワトフォード戦で4-3の勝利を収めたが、試合後に吉田も認めた通りワトフォードの攻撃陣に苦労させられたところもあった。さらに2月26日に行われたマンチェスター・ユナイテッドとのリーグカップ決勝でも3失点しており、ここ2試合に限ればサウサンプトンの守備はやや不安定だ。
それでも同メディアは、「ディーニーとの良い勝負を楽しんだ。吉田はここ数週間で名声を得た」と評価している。今季吉田が得たものは日本代表にも繋がるはずで、真の最終ラインのリーダーとして守備陣を束ねることが期待される。日本代表はセンターバックがやや弱いところがあったが、ようやく世界で戦える選手が出てきたといったところだろうか。

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