2017年の休みはたったの”26分”…… バルセロナのエース・メッシのフル稼働ぶりに不安の声も

3つのコンペティションでフル出場続ける

3つのコンペティションでフル出場続ける

メッシを休ませられない photo/Getty Images

リーグ戦での逆転優勝、さらにはチャンピオンズリーグ制覇も狙うバルセロナはFWリオネル・メッシへの負担が増えている。2017年に入ってからはフル稼働しており、1月にはコパ・デル・レイでアスレティック・ビルバオ、レアル・ソシエダとのそれぞれ2試合、計4試合にフル出場。リーグ戦でもフル出場が続いており、指揮官ルイス・エンリケはメッシを休ませることができない状態になっている。

2月に入ってからもコパ・デル・レイ準決勝アトレティコ・マドリード戦、0-4という残念な結果になってしまったチャンピオンズリーグ決勝トーナメント1回戦PSG戦の1stレグとメッシは試合に出続けており、全く休んでいない。チャンピオンズリーグもグループステージであればメッシに休養を与えることができたはずだが、決勝トーナメントに入れば途中で下げることも難しい。さらに今季はリーグ戦でも苦戦気味で、メッシを休ませる案は存在しない。

2017年に入ってからメッシがフル出場しなかったのは4日に行われたリーグ戦のアスレティック・ビルバオ戦のみで、この試合は後半19分にベンチに下がっている。スペイン『as』はメッシが年明け以降26分しか休んでいないと伝えており、メッシには大きな負担がかかっている。
同じMSNを形成するネイマールとルイス・スアレスは時折休んでおり、ネイマールは5-0で勝利した1月のラス・パルマス戦では出場すらしていない。それに比べるとメッシへの依存度は大きく、リーグ戦での逆転優勝やチャンピオンズリーグでの奇跡の逆転劇を狙うにはメッシにフル稼働してもらうしかない状況だ。当然メッシにも疲労が溜まってくるはずだが、今のペースをいつまで保てるだろうか。

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