セビージャ戦の”悪くなかった後半45分間”がラニエリ政権最後の時間…… レスターの解任は早かったか

アウェイゴールも奪ったが……

アウェイゴールも奪ったが……

得点決めたバーディ photo/Getty Images

レスター・シティの指揮官クラウディオ・ラニエリが解任された。今季はリーグ戦でもなかなか成績が上がらず、常に解任の噂は出ていた。もっと早い段階で解任されていた可能性だってあるだろう。しかし今回のタイミングは少しばかり意外だった。なぜなら解任前最後の試合となったチャンピオンズリーグ決勝トーナメント1回戦1stレグのセビージャ戦ではまずまずの結果を掴んでいたからだ。前半こそセビージャに圧倒されたが、後半になるとボールを回せる機会も増えた。さらにエースのジェイミー・バーディが貴重なアウェイゴールまで奪い、アウェイでの1stレグを1-2という悪くない結果で終えている。この点差ならばホームでの2ndレグで逆転できる可能性もある。だからこそこのタイミング での解任は意外だ。

英『sky SPORTS』によると、元アイルランド代表選手のナイアル・クイン氏もラニエリ解任のタイミングには驚いている。同氏はレスターにとってチャンピオンズリーグが唯一の逃げ道だったと語り、セビージャ戦でまずまずの結果を出しながら解任されたことに驚いているようだ。

「何より驚いたのは、セビージャ戦でかなり良い結果を出したのにラニエリがすぐ解任されたことだ。国内リーグでチームが苦戦する中、チャンピオンズリーグの決勝トーナメントは彼らの逃げ道でもあった。バーディが奪ったアウェイゴールはレスターがまとまれば何ができるかを思い出させるだけでなく、チームが士気と自信を取り戻すために必要なものだったのかもしれない」

バーディの決めた得点は最近のレスターでは見られなかった美しいパス交換から生まれたもので、後半の戦いぶりは期待を抱かせるものだった。だからこそあの後半45分間がラニエリ率いるレスターの最後だったのかと考えると寂しいものがある。チャンピオンズリーグの戦いだけを見ているわけにもいかないが、2ndレグへの期待を繋ぐためにももう少し様子を見てもよかったかもしれない。
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