アザールは世界最高には遠い? 「162試合で51得点、メッシは565試合で487得点……」

テクニックは素晴らしい

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チェルシーで活躍するアザール photo/Getty Images

今季チェルシーで好調を維持しているMFエデン・アザールは、間違いなく世界トップレベルのアタッカーだ。特にボールタッチの技術は圧倒的で、1対1でアザールを完璧に抑え込める選手はほとんどいないだろう。将来バロンドールを獲得しても不思議はないレベルの選手だが、イングランド代表でプレイした経験もあるダニー・マーフィー氏はバルセロナFWリオネル・メッシやレアル・マドリードFWクリスティアーノ・ロナウドに比べて得点に絡む機会が少ないことを気にしている。

英『Evening Standard』によると、同氏はゴールやアシストこそが世界一の選手になるためのポイントになると語り、アザールとメッシやロナウドの間にはまだまだ差があるとの考えを示している。

「アザールの能力に疑問はないが、ゴールとアシストが必要だ。シーズンに15~20の得点は決めるべきだし、アシストも同じくらいの数をもたらさないと。アザールはプレミアリーグ通算162試合で51得点33アシストで、まずまずの出来だ。しかしメッシとロナウドが見せている一貫性に近づかないとね。メッシはバルセロナ通算565試合で487得点、ロナウドはレアル通算377試合で386得点というアメイジングな数字だ」
アザールはメッシやロナウドに比べると得点パターンは限られており、今のところはチャンスメイカーといったイメージだろうか。今のままでも十分に凄いのだが、世界最高の選手になるにはメッシやロナウドのように毎試合でも得点を決められるだけのパターンが必要となってくるだろう。

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