レスター・シティは23日、クラウディオ・ラニエリ監督の解任を発表した。この衝撃的なニュースを受けて、レスターのOBでもあり現在は解説者を務めるガリー・リネカー氏が苦言を呈している。
リネカー氏は自身のTwitterを更新し「クラウディオ・ラニエリが解雇? 本当に?」とつぶやき、「ラニエリはレスター・シティにこれだけ貢献したのに、結局、いまになって首を切るのは不可解で許せないし、とてつもなく悲しい」と自身の意見を明かした。
クラウディオ・ラニエリ監督は昨シーズン、レスターを率いて奇跡のプレミア制覇を成し遂げた。リネカー氏はシーズン中に「レスターが優勝した場合、テレビにパンツ一丁で出演する」と宣言したことから、古巣クラブが優勝したときには公約どおり、イングランドの国民的サッカー番組「マッチ・オブ・ザ・デイ」で下着姿を披露していた。
だがレスターは今季、リーグ戦で残留争いに絡む体たらくぶり。リーグ戦では第21節のチェルシー戦から5連敗、FA杯ではミルウォール(3部相当)にも敗れたことから、チームが立ち直る気配がなく解任されることになってしまった。電撃解任に嘆くリネカー氏は、イタリア語で「ありがとう、クラウディオ」とメッセージをおくった。