コンテがベンチに”ピルロ級の天才”がいると誇る 「100mを速く走れなくても許せる」

途中出場から流れを変える

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ベンチスタート多いセスク photo/Getty Images

現在リーグ戦で首位を走るチェルシーに所属するMFセスク・ファブレガスは、同じポジションにエンゴロ・カンテとネマニャ・マティッチがいるためになかなか先発のチャンスを掴むことが出来ないでいる。指揮官アントニオ・コンテもこの2人を気に入っており、セスクの守備力を考えるとスタメンを奪い取るのは難しいだろう。しかし、コンテはセスクのことを非常に高く評価している。

英『sky SPORTS』によると、コンテはセスクを天才的な選手と称賛しており、自身が率いたユヴェントスで司令塔としてプレイしていたアンドレア・ピルロのような存在と認めている。

「セスクはトッププレイヤーであり、天才だよ。同じことをピルロにも言えるね。仮にセスクが100mを速く走れなかったとしても、私は許せる。ボールを持てば天才なんだ。忘れてはならないのは、彼のポジションにカンテがいることだ。多くの人々は彼をリーグのベストプレイヤーと言っているからね。それにマティッチもいるし、傑出したプレイをしていると思う」
セスクも途中出場から良いプレイを連発しており、コンテとしては頭を悩ませるところだ。しかしコンテはウィリアンかペドロ・ロドリゲスのどちらを起用するかと同じように、こうした悩みがあることを喜んでいる。

「こうした問題は好きだね。重要なのはそうした選手たちがトータル的にチームに絡むことだ。セスクは我々とプレイしていて、とても重要な選手だ」

セスクも不満を溜め込んでも不思議ではないが、途中出場から流れを変える役割を懸命に続けている。コンテのこうした言葉もセスクを奮い立たせるはずで、今のチェルシーには良い流れができていると言えるだろう。

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