「バルサなしではマドリーがマドリーになるとは思わない」 ラウール氏が語るライバルへのリスペクト

ライバル関係が互いを高める

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レアルOBのラウール氏 photo/Getty Images

バルセロナとライバル関係にあるレアル・マドリードにとって、コパ・デル・レイでバルセロナが決勝に進んだことは気持ちのいいものではない。レアルは準々決勝でセルタに敗れており、このままバルセロナに優勝されてしまうのは嫌だろう。

クラブOBのラウール・ゴンザレス氏も、レアルがコパ・デル・レイで敗れたことを嘆いている。しかしバルセロナのようなクラブがリーガ・エスパニョーラに所属していることは大きいと考えているようで、ライバルの存在が重要だとコメントしている。『FOX Sport』が伝えた。

「レオ・メッシ、バルセロナがリーガにいるのは良いことだよ。これは本当の喜びだ。私はバルセロナなしではマドリーがマドリーになるとは思わないね。その逆もそうだ」
「いかなる時も大会で負けると失望する。今季のコパ・デル・レイでマドリーに起こったようにね。しかも最大のライバルが決勝に進んでいたらなおさらね。だけど我々はリーガとチャンピオンズリーグで重要な時期を迎えている。これはコパ・デル・レイを軽視しているわけではないけど、この2つのコンペティションはより重要なんだ。シーズンの見方を変え、特別な価値を与えるからね」

ラウール氏はバルセロナとのライバル関係を良いものと捉えているが、それだけにリーグ戦とチャンピオンズリーグでは負けたくないという気持ちが強いだろう。リーグ戦では現在レアルが首位に立っているが、今季こそバルセロナを上回れるか。

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