走力よりも才能を重視しろ! 不満溜めるセスク「多く走るだけでラクにサッカー選手になれる」

苦しい現状を語る

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ベンチウォーマーとなっているセスク photo/Getty Images

考えるより、まずは走ることだ。チェルシーで控えに甘んじるスペイン代表MFセスク・ファブレガスが、現代サッカーのトレンドに物申している。

ティーンエイジャーの時分からパトリック・ヴィエラやジウベウト・シウバといった偉大なる名手と共にプレイし、世界最高の若手MFとして脚光を浴び続けてきたセスクだが、29歳となった現在、彼はネマニャ・マティッチとエンゴロ・カンテという2人の“走り屋”にその座を譲っている。もちろんこの2人がチェルシーの要塞を築く上で多大なる貢献を果たしていることは事実だが、セスクにとっては不満の溜まる現状かもしれない。チェルシー公式チャンネルが伝えたのは、積もり積もったスペイン人MFによる本音だ。

「才能を武器にする選手の成功が困難になりつつあるね。僕はスピードも無いし、パワーも無いからフィジカルには自信がない。僕のような選手は、フィジカルに特化した選手に負けてしまうだろう。タフで多くの距離を走りさえすれば、それだけでラクにフットボール選手になれてしまうね。これは僕の描いていたサッカーの未来像ではない。思わぬ方向へ変化したね。才能に溢れた選手よりも、フィジカル重視の選手が多くの試合に出ている」

昨季までマティッチと共にチェルシーのセンターエリアを支えていたセスクによる“ボヤき”は、突如としてチームにやってきたカンテへ向けられたものである可能性が高い。現にアントニオ・コンテ監督も先日、カンテのビルドアップ能力を欠点だと指摘しながらも、相変わらず不動のMFとして起用し続けている。そうなれば、セスクに残された道は2つだ。カンテのようにバッテリーをパンツの中に潜ませるか、彼の指摘する“才能”に重きを置くクラブへの移籍を実現させることだろう。
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