コンテの”守備的”は称賛されるのに、モウリーニョがやればバス扱い 「毎週不十分だと聞いた」

モウリーニョがやれば退屈と批判

モウリーニョがやれば退屈と批判

マンUを率いるモウリーニョ photo/Getty Images

現在チェルシーを指揮するアントニオ・コンテは、3バックを軸とした堅守に加えてエデン・アザールらアタッカーの個の能力を活かしたカウンターアタックを活かして勝ち星を積み重ねている。彼らの堅守、そしてカウンターの威力は高い評価を得ており、今のところチェルシーを止められるチームは見当たらない。

しかし、この評価に納得していない者がいる。昨季途中までチェルシーを指揮していた現マンチェスター・ユナイテッド指揮官ジョゼ・モウリーニョだ。モウリーニョもチェルシーで複数のタイトルを獲得した名将で、時には徹底して守備を固めて戦っていた。ところが、そのスタイルは王者にふさわしくない、ゴール前にバスを停めているなど様々な批判を浴び、どこか退屈な戦い方を選ぶ指揮官といったイメージがついてしまった。

英『METRO』によるとモウリーニョはコンテの守備的なスタイルが称賛されることに不満も感じているようで、自身はイングランドで守備的な戦いを批判されたことを振り返っている。
「私のチームは非常に上手くプレイしている。だが私のキャリアでは何年にもわたって、特にここでは私のチームが断固として守備を固めて良いカウンターアタックを見せても、毎週のように不十分だとの声を聞いた。リーグを3度も制したのにね」

コンテは前節のリヴァプール戦も守備に重きを置いた戦い方を選択し、勝ち点1を拾っている。この戦い方は臨機応変だと評価されたが、モウリーニョのチームだとどうなっただろうか。コンテのチームもモウリーニョのチームも守備を大事にしていることは同じだが、どこか評価は全く違うものになっている。

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