チェルシーにおけるジョン・テリーの物語は終わりを迎えている。そう語ったのはかつて同選手と共闘した元フランス代表のマルセル・デサイー氏だ。
ナントでプロとしてのキャリアをスタートさせたデサイー氏は、マルセイユやミランなどで世界的なCBへと成長し、1998年にチェルシーへ加入。堅固な守備で最終ラインを統率し、若き日のテリーらと共にブルーズの躍進に貢献すると、2004年にチームを後にした。そんなレジェンドが、アントニオ・コンテ政権で出場機会に苦しむ後輩について言及している。英『Four Four Two』が伝えた。
「私がチェルシーを去ったのは、他の選手が私よりも速く、そしてより良いプレイをしていたからだ。彼らが輝く番であり、私は去るべきタイミングだった。今はテリーがそうする番だ」
デサイー氏はさらに続け、テリーの執念を評価した。
「彼が戦い続けているのは素晴らしいことだ。テリーはキャプテンだが、他の選手が起用され、ベンチに座ることも多い。なのに彼はまだそこにいる。戦いに専念しているんだ」