英雄マラドーナ「フリーの身だ」とナポリへ売込むも、会長「脱税問題を解決してないのでは?」

現状ではマラドーナ氏と契約を結ぶことは厳しい

現状ではマラドーナ氏と契約を結ぶことは厳しい

愛するナポリへ復帰したいマラドーナ氏 photo/Getty Images

アルゼンチンの英雄であるディエゴ・マラドーナ氏は、愛するナポリで自身の役割を欲しているようだが、当面の間は厳しそうだ。

現役時代、出場停止期間を含めるとナポリで約7年間プレイし、2度のスクデット獲得やUEFA杯優勝へ導いたマラドーナ氏。クラブではレジェンドとして称えられている一方で、麻薬使用や脱税など汚点ともなっている。

そんな中、ナポリの会長を務めるアウレリオ・デ・ラウレンティス氏が『beIN SPORTS』のインタビューに応じ、マラドーナ氏について語った。
まず、マラドーナ氏から「アウレリオ、私はまだナポリを愛しているよ。そして今、私はフリーの身だ」と電話があったことを明かしたデ・ラウレンティス氏。ただ「私が知る限り、彼はまだイタリア税務局との問題が解決されていないのでは? 先にそちらを何とかする必要があるね。なぜなら、契約してから彼が税金を払った場合、我々もイタリア税務局から責任を問われることとなる。私が無法者となってしまうよ」とコメントし、現状では厳しいと打ち明けている。

イタリアの一部メディアの間では、マラドーナ氏がナポリのアンバサダーに就任するのではないかとの噂もあったが、はたして実現するのだろうか。

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