伊ダービー主役はイグアイン&イカルディではなかった! ユーヴェ、快速アタッカーの一撃でインテル粉砕

インテルの連勝をストップしたユヴェントス

インテルの連勝をストップしたユヴェントス

決勝弾を挙げたクアドラード photo/Getty Images

5日にセリエA第23節が行われ、王者ユヴェントスと日本代表DF長友佑都が所属するインテルが対戦した。

今季2度目のイタリアダービー。前回のリベンジに燃えるホームのユヴェントスは、前節のサッスオーロ戦からメンバー変更なし。一方、アウェイのインテルはユヴェントス対策として、[4-2-3-1]から[3-4-2-1]へシステム変更。なお、長友はベンチスタートとなっている。

大きな歓声が沸き上がる中キックオフされた試合は、中盤で選手同士が激しいデュエルが行い、序盤から緊迫した状況が続く。次第に両チームがサイド攻撃などから決定機作るが、なかなか活かせず、スコアレスで試合を折り返すと思われた。しかし45分、左CKのこぼれ球をペナルティエリア手前にいたフアン・クアドラードかがダイレクトボレーで合わせる。鋭いシュートはGKハンダノビッチの指先をかすめ、ゴールネットに突き刺さった。ユヴェントスが1点リードしてハーフタイムを迎えている。
後半に入ると、リードしているユヴェントスが落ち着いてボールを回したり、セカンドボールをきっちり拾ったりすることで、試合を優位に進める。すると58分、なんとか同点に追いつきたいインテルは、エデルとジョフレイ・コンドグビアを2枚同時投入。現状の打開を試みる。しかし、ユヴェントスDF陣を攻略することができず。ただただ時間だけが過ぎ、試合終了のホイッスル。1-0でホームのユヴェントスがインテルを撃破した。なお、長友に出番は回ってこなかった。

リーグ戦の連勝記録が7でストップしたインテル。目標のUCL出場権獲得のためには、次節エンポリ戦が非常に重要となりそうだ。一方、ユヴェントスは好調インテルを相手にしても鉄壁の牙城を崩されることはなく、ホーム戦の連勝記録を28に伸ばしている。

[スターティングメンバー]
ユヴェントス:ブッフォン、リヒトシュタイナー(→D・アウベス 80)、ボヌッチ、キエッリーニ、A・サンドロ、ケディラ、ピャニッチ、クアドラード(→マルキージオ 71)、ディバラ(→ルガーニ 85)、マンジュキッチ、イグアイン

インテル:ハンダノビッチ、ムリージョ、メデル、ミランダ、カンドレーヴァ(→エデル 58)、ガリアルディーニ、ブロゾビッチ(→コンドグビア 58)、ダンブロージオ、J・マリオ(→パラシオ 79)、ペリシッチ、イカルディ

[スコア]
ユヴェントス 1-0 インテル

[得点者]
ユヴェントス:クアドラード(45)

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