批判受ける男ベンゼマはC・ロナウドの被害を受けている 1試合平均シュート数がまさかの”0・8本”に

リーグ戦でも5得点と元気なく

リーグ戦でも5得点と元気なく

レアルでプレイするベンゼマ photo/Getty Images

レアル・マドリードFWカリム・ベンゼマといえばワールドクラスのストライカーといったイメージだが、今季のパフォーマンスはその称号にふさわしいものとは言いにくい。リーグ戦ではDFセルヒオ・ラモスより少ない5得点にとどまっており、センターフォワードとしてはもう少し得点を奪ってほしいところ。

しかし、現在の状態はそんな話ができるレベルではない。スペイン『MARCA』によると、今季のベンゼマは1試合平均0・8本しかシュートを打っていない。これでは一撃必殺で仕留めなければ得点数を増やすことは難しく、FWとしてはあまりに寂しい数字だ。

これはレアル加入後ワーストの成績で、2009-10シーズンに記録した0・96本よりも少ない。同メディアはその1つの原因がクリスティアーノ・ロナウドにあると伝えており、ロナウドがより中央へ入ってくる機会が増えたためにベンゼマがワイドな位置に押し出される割合が増えていると分析している。もちろんそれも影響しているはずだが、ベンゼマほどの能力を持つ選手にはもっと得点に絡んでほしいところ。
今季はガレス・ベイルも離脱しており、BBCの破壊力は明らかに落ちている。リーグ戦でバルセロナやセビージャを振り切って優勝するためにも、チャンピオンズリーグで連覇を果たすためにもベンゼマとロナウドの爆発は欠かせない。少なくとも得点数を2桁に乗せてほしいところだが、ベンゼマはこの状況を変えられるか。

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