「インテルは理不尽、デ・ブールは言い訳屋」 昨夏の解任劇の不満を暴露した名将マンチーニ

さすがにインテルへは不満だらけ?

さすがにインテルへは不満だらけ?

インテルでの解任劇を振り返ったマンチーニ監督 photo/Getty Images

今季開幕前にインテルの指揮官を電撃解任され、フリーとなっているロベルト・マンチーニ監督が、当時の不満を暴露している。

監督業から一旦離れ、現在は長期休暇を取っているマンチーニ監督。以前仏メディアの前で「来季に向けて良いオファーを待っている」と述べ、指揮官就任に意欲を示していた。

そんな中、伊『LA STANPA』のインタビューに応じ、「インテルの指揮官を解任されたのは、さすがに理不尽すぎると思う。あと、彼らの上層部の人数が多すぎて、色々説明するのも困難。選手を管理するのも一苦労だよ。蘇寧グループとの関係は私にとって完璧だった。素晴らしい1年になると確信していたから本当に残念だったよ」と昨年8月の解任劇を振り返っている。
そして「言い訳を探したがるのは当然のことだ。ただ、フランク・デ・ブール監督は選手たちがトレーニング不足で走れないと言っていたけど、これは間違っている。インテルに来たばかりの彼のことは誰も知らない。選手たちが心を許すのも簡単ではないし、時間がかかることだからね。だから彼を助けてくれる選手がいなかったんじゃないかな」と述べ、後任のデ・ブール監督へ厳しい言葉を残した。

ウェストハムなどがマンチーニ監督に興味を示しているとの噂があるが、はたして来季は指揮官として再びクラブを率いることとなるのだろうか。

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