チェルシーの”爆買い”にランパードもビビってた? 「毎日新しいMFを獲得しているように思えた」

2003年から豪華な補強がスタート

2003年から豪華な補強がスタート

引退発表したランパード photo/Getty Images

先日現役引退を発表した元イングランド代表MFフランク・ランパードは、チェルシー歴代史上最多得点記録を持つレジェンドだ。リーグタイトル、チャンピオンズリーグ、FAカップなど数多くの栄光を掴み、チェルシーファンにとっては最も忘れられない選手の1人と言えるだろう。

しかし、そんなランパードも若い頃には不安を抱えていたという。2003年にロマン・アブラモビッチ氏がクラブのオーナーに就任し、大金を使った豪華な補強がスタートしたからだ。英『FourFourTwo』によると、ランパードは当時の大型補強について「序列が下がるのではないかと心配していた」とコメント。この年にはエルナン・クレスポやファン・セバスティアン・ヴェロンなどワールドクラスのタレントが続々加入しており、ランパードほどの選手でも焦りがあったと明かしている。

「ロマンが来た時、僕は周りを見て思ったよ。今からビッグな選手たちがやってくるとね。マケレレ、ヴェロンがいたし、クラブは毎日新しいMFを獲得しているように思えたんだ。最初のチャンピオンズリーグの試合でベンチに座ったことを思い出すし、僕はチェルシーの改革が好きか確信が持てなかったよ」
それでもランパードはジョゼ・モウリーニョにとって欠かせない選手として活躍し、チームをリーグ2連覇などに導いた。あの豪華なチームでエースとして君臨し続けたあたりに、ランパードの凄さが表れていると言えるのではないだろうか。

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