地元テネリフェ島でも柴崎への期待はかなり大きい!?
テネリフェへ加入することとなった柴崎 photo/Getty Images
12月に開催されたクラブW杯決勝のレアル・マドリード戦で2ゴールを挙げ、世界中へ一躍その名を世轟かせた鹿島アントラーズMF柴崎岳だが、ついに新天地が決まった。
事前報道とは裏腹に、当初加入が濃厚と噂されていたスペイン1部のラス・パルマスとの交渉は破談。柴崎にとって初の海外挑戦は困難を極めた。しかし、欧州の移籍市場が閉まる31日に急転。スペイン2部に所属するテネリフェへの加入が発表され、今回の移籍騒動に終止符が打たれた。
そんな中、テネリフェの地元メディア『La Opinion de Tenerife』が「東から来たアタッカーは先週までラス・パルマスと交渉していたが、テネリフェにサインした」と取り上げ、今回の一連の騒動を次のように報じている。
「この日本人選手の獲得は早朝に噂が上がり、正午にはテネリフェに確認を取ることができた。そして、その数時間後にはすでに柴崎の姿がこの島にあった。スペインで新たなキャリアを開始しようとしていたため、彼は準備ができていたんだろう。だからこんなにも早く到着することができた」
さらに日本での報道などについても触れている。
「この移籍のニュースは、彼の国のネット上でも大きな話題となっている。それは柴崎が真のアイドルで、数万人のファンがいるからだ。予期できたことだが、テネリフェ島は多くの記者たちでパーティー状態となっている」
柴崎への期待が、地元でもどれだけ大きいかが見て取れた。はたして、自身初の海外挑戦で結果を残すことができるのだろうか。今後の彼の活躍に注目だ。