南米らしい抜け目のなさ 相手GKの隙突いたダビド・ルイス「時にはサプライズが必要だと思う」

ミニョレの見ていない間にフリーキックからゴール

ミニョレの見ていない間にフリーキックからゴール

得点を喜ぶダビド・ルイス photo/Getty Images

31日に行われたリヴァプールとチェルシーの一戦は、ホームのリヴァプールが終始ボールを支配する展開だった。それほどビッグチャンスが多かったわけではないが、前半からリヴァプールが攻勢に出ていた。

ところが、チェルシーDFダビド・ルイスの放ったフリーキックで状況は一変してしまった。ダビド・ルイスはリヴァプールGKシモン・ミニョレがボールの方を見ていないことを確認すると、隙を突いてシュート。ミニョレが気付いた時にはすでに遅く、ボールはゴールの左隅に突き刺さった。

ダビド・ルイスのキックが素晴らしかったのは事実だが、相手GKの隙を突くあたりは本当に抜け目がない。英『FourFourTwo』によると、ダビド・ルイスもこのところフリーキックがあまり練習できていなかったと振り返っており、技術というよりは相手GKの動きをよく見ていたことがゴールに繋がったようだ。
「時にはサプライズが必要だと思うんだ。僕はフリーキッカーとしてベストな状態ではなかった。膝がそれほどよくなくて、フリーキックのトレーニングをあまりしていなかったからね」

ダビド・ルイスは以前からフリーキックを得意としていた選手だが、今回は相手の動きをよくチェックしていたことが大きかった。ダビド・ルイスは試合の流れを読むことも必要と語っており、あのシーンがそれを象徴していると言える。

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