マケレレ2世はどこにでも顔を出す リヴァプール相手に”14タックル”記録した男を英メディアも称賛

常にボールの付近にはカンテ

常にボールの付近にはカンテ

この日も走り続けたカンテ photo/Getty Images

31日にリヴァプールと1-1で引き分けたチェルシーは、どこか昨季のレスター・シティを見ているかのようだった。自陣深くにブロックを形成し、しっかりと守備を固めるところからゲームをスタートさせ、数少ないチャンスを得点に結びつけていく。地味な戦い方ではあるが、攻撃が自慢のリヴァプールもなかなか崩し切ることができなかった。

そしてこれができるのは中盤にレスターから獲得したエンゴロ・カンテがいるからだろう。カンテはこの試合で何度かボールをロストすることがあり、ベストパフォーマンスとは言えなかったかもしれない。しかし、ミスをしても自分で奪い返す場面もあり、相変わらずボール奪取能力が高すぎる。

英『sky SPORTS』によると、この試合でカンテが記録したタックル数は14回だ。次いで多いのがリヴァプールDFデヤン・ロブレンの3回だったことを考えると、どれほど多いかが分かる。また、1試合で10回以上のタックルを決めた選手は今季まだいない。カンテはリヴァプール戦という大一番で見事な記録を作って見せた。
同メディアも「右に左に動いてクロップのチームを苦しめた」と称えており、勝ち点1を獲得できたのはカンテがいたからと言っても大袈裟ではない。昨季のレスターもカンテの守備範囲とボール奪取能力に助けられていたが、チェルシーがこれだけ相手にボールを持たれても守り切れるのはカンテがいるからこそだろう。

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