イングランドはアスピリクエタを手本にしろ?  メンディエタ「スペインは全てのポジションを学ぶ」

ユーティリティ性に疑問

今季チェルシーでセンターバックとして活躍しているスペイン人DFセサル・アスピリクエタは、昨季までサイドバックとしてプレイしていた選手だ。それほどサイズがあるわけではないが、今季はセンターバックに上手く適応している。

かつてスペイン代表として活躍したガイスカ・メンディエタ氏は、そんなアスピリクエタをイングランド人選手が手本にすべきだと訴えている。

英『Squawka』によると、メンディエタ氏が指摘したのはユーティリティ性の部分だ。イングランド人選手は複数のポジションに適応できるタイプの人材が少ないと感じているようで、スペインのように育成年代から複数のポジションをこなせるようトレーニングし ていく必要があるとコメントしている。
「私がイングランドに行ったとき、スペインとの育成面での違いに気付いたんだ。スペインはすべてのポジションを学ぶように指導するんだ。アスピリクエタが例になるね。彼はサイドバック、センターバック、中盤でもプレイできるだろう。それはほとんどのスペイン人に当てはまる。だけどイングランド人選手はそうじゃない。彼らはたいてい1つのポジションを教えられるから、年齢を重ねた時にパフォーマンスに制限ができてしまう。これは変えるべきだと思うね」

同氏はイングランドに才能溢れる若手が多く揃っていると評価しているが、ユーティリティ性が欠けていることを残念に思っているようだ。確かにアスピリクエタは複数のポジションを器用にこなし ているが、イングランドはお手本にしていくべきか。

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