25日にフランス代表DFパトリス・エヴラがユヴェントスから日本代表DF酒井宏樹が所属するオリンピック・マルセイユへ移籍することが発表された。モナコを退団した2006年1月以来、11年ぶりにリーグ・アンへ復帰を果たすこととなる。
そんな中、発表翌日の26日に入団会見へ臨んだエヴラが移籍理由を明かした。伊『TUTTOSPORT』や伊『Gazzetta dello Sport』など複数メディアがコメントを伝えている。
「人生には驚きが付き物だけど、僕の計画の中にフランス復帰はなかった。ただ、移籍を決断するのに24時間しか掛からなかったよ。僕は歴史あるクラブが好きで、マルセイユはフランスで唯一UCLを制覇した経験を持つクラブだからね。クラブのエンブレムの輝きを取り戻したい」
さらに、新天地マルセイユでの意気込みも語っている。
「マルセイユの新たなプロジェクトに参加できることはとても光栄。このクラブはUCLに出場しなければならないチームだ。僕たちはその目標に向かってプレイしていくことになるだろう。僕はチームにいる若い選手たちを助けるため、そしてポジション争いで苦しめるためにここへ来た。仕事ができないならパトリスおじさんはフランスへ戻ってこないよ。年齢をとやかく言う人がいるかもしれないけど、ピッチでやれることを証明してみせるね」
27日に第22節モンペリエ戦を控えているマルセイユ。この試合に「出られる準備はできている」とエヴラは語ったが、はたして早くもマルセイユデビューを果たすこととなるのだろうか。