今最も恐ろしい黄金コンビ!? ヘディングゴール数、アシスト数でクロースとS・ラモスがNo.1に

レアルの必殺技に

インサイドハーフの選手とセンターバックの選手がゴールを生み出す黄金コンビというのも珍しい話だが、今季のレアル・マドリードではMFトニ・クロースとDFセルヒオ・ラモスのコンビが冴え渡っている。セットプレイ時のクロースからラモスへのボールは相手チームを震え上がらせており、警戒していても抑えられないレベルになりつつある。

スペイン『MARCA』の紹介したデータを見ても、レアルのセットプレイの強さがよく分かる。今季レアルはセットプレイから合計13の得点を挙げているが、これは欧州五大リーグではトップの数字だ。また、セットプレイからのアシスト数ではクロースがローマのミラレム・ピアニッチやウェストハムのディミトリ・パイェらに2本差をつけて7アシストでトップだ。そして今季最もヘディングでのゴールが多い選手も、ウェストハムのマイケル・アントニオと並んでラモスが6本でトップだ。

これを見てもいかにクロースとラモスのコンビが怖いかが分かってくるはずで、今のレアルにとっては重要な得点パターンになっている。またセットプレイに限らず、ヘディングでのゴールが最も多いのもレアルで20ゴールとなっている。2位はオリヴィエ・ジルーが奮闘しているアーセナルで14ゴールとなっているが、それでも6点の差がある。レアルは決してパワーや高さを前面に押し出したチームではないが、今季は地上戦より空中戦の方が怖いチームとも言える。
今後チャンピオンズリーグ決勝トーナメントなど接戦となった試合では、セットプレイで勝敗が決まることもあるだろう。レアルもピンチになればパワープレイを仕掛けてくるはずで、その時はクロースとラモスのコンビはもちろん、レアルの空中戦には最大限の注意を払う必要がありそうだ。

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