彼のクオリティはまたしても発揮された。25日のリーグ杯準決勝リヴァプール戦で先発フル出場を果たしたサウサンプトンの日本代表DFが、クリーンシートでの勝利に貢献している。
1stレグを1-0で完封勝利していたサウサンプトンは敵地アンフィールドへ乗り込むと、吉田麻也の奮闘もあり、リヴァプールの豪華な攻撃陣を抑え、1-0と制した。先日は守備の要ジョゼ・フォンテをウェストハムへ売却していたサウサンプトンだが、吉田の安定したパフォーマンスは彼の不在を忘れさせてくれるかもしれない。イギリス高級紙『INDEPENDENT』も同試合におけるサムライCBの活躍を称賛している。
「サウサンプトンはこのゲームでリヴァプールにほとんど効果的な攻撃をさせなかった。吉田麻也はつい先週までチームにおける3番手のCBだったが、この一戦ではまったく揺さぶられることなく、そのことがリヴァプールによる攻撃のすべてを物語っている」
プレミアリーグでは51得点を挙げ、トップのゴール数を誇るリヴァプール。そんな彼らの攻撃を封じてみせた吉田の活躍は評価されて然るべきだろう。