ディミトリ・パイェを中心とした良からぬ寸劇はもうしばらく続くことになりそうだ。プレミアリーグのウェストハムがフランス代表MFに届けられた3度目のオファーに対し、またしても“No”を突き付けたという。
サポーターは半ば暴徒と化し、ウェストハムとの関係が完全に破綻したパイェだが、いまだに彼の脱出は叶っていない。英『sky SPORTS』によれば、これまでに2度のオファーを断られている古巣マルセイユが約32億円の移籍金を提示したところ、ウェストハム側はまたもやこれを拒絶。曰く、パイェに40億円以上の値札を貼っている彼らは、一切のディスカウントにも応じる意志がないという。先日は自身の所有する高級カーが何者かによって破壊され、身の危険すら感じているであろうパイェ。両クラブには一刻も早い決着を望みたいところだ。
なお、同選手は今季の公式戦22試合に出場し3ゴール8アシストという戦績を残しているが、騒動後は招集メンバーからも外され、練習への参加も拒否し続けている。